[00:00.000] 作曲 : ニト。 [00:01.01]淡い月を見上げては溜息 [00:06.26]交差点を行き交う人のゴミ [00:12.25]渇き慣れた心の奥底に [00:18.32]まだ雪が残っていた・・・ [00:22.60] [00:24.25]狭い冬の午前3時前のヒーターは [00:29.62]何処か寒くて嫌になって膝を抱いていたよ [00:35.90]多分これは真冬の呪いだ [00:41.71]あなたの魔法で溶かし切って [00:47.27] [00:47.31]雪が降るたびに頬撫でる [00:50.53]癒えないその熱線を [00:53.46]優しく剥がしたあなたは雪 [00:58.83]朧に千切れて遠くなる [01:02.12]一人で零した涙が凍えて消えて逝くの・・・ [01:08.91] [01:09.22]そんな夢だった。 [01:11.51] [01:22.54]夜が明けるたび孤独になれた [01:27.82]揺れるカーテンがあなたを透かした [01:33.67]冷たいコーヒーに塗れるよに [01:39.51]私・・酷く、苦く、泣いたよ [01:44.91] [01:45.84]側にいるだけ惨めだった私をね拾って [01:51.27]何故か怖くて寂しかった私を抱き締めて [01:57.30]あなただけを感じてイタイの [02:02.95]あなたの魔法が溶ける前に [02:08.57] [02:08.72]さよならみたいに散らないで [02:11.95]塞いだこの涙腺も [02:14.94]ただ刹那に落ちて汚した雪 [02:20.20]あなたに埋もれて凍えても [02:23.66]このままでいいと微笑むの [02:26.71]そっと風に紛れた [02:30.32] [02:30.89]どうか消えないで [02:32.93] [02:43.90] [02:55.33]今も心に積もるのは [03:00.76]あなたが残した冷たい愛だけ [03:07.26] [03:07.36]じゃあね、私でいる内に [03:12.38]いつか雪は止む [03:16.13] [03:17.01](さよならだね、手を振るよ 私がまだある内に・・) [03:17.70] [03:18.42]雪が降るたびに頬撫でる [03:21.83]消えないこの熱線を [03:24.81]優しく剥がしてあなたの手で [03:30.07]抱き締めてもまた溶けて逝く [03:33.25]二人で零した涙が凍えて [03:38.29]消えて逝くの [03:40.01] [03:40.25]そんな夢だった [03:42.79] [03:47.91]夢だった。 [03:48.61]