[00:00.00] [00:23.87]風薫る秋に瓜から生まれ [00:29.46]季節が巡れば君に出会えた [00:35.12]肌寒い秋に君は捕られ [00:40.06]遥かに送られ長城を築くんだという [00:46.41]どれだけ 時が経っても忘れない [00:51.27]必ず帰ってきてね [00:56.64] [00:57.50]暖かくそよ風 頬を撫でると [01:03.20]キミの腕に抱かれるような [01:08.93]十年後はきっともっと素敵になって [01:14.60]その時は きっと今以上に君を愛せる [01:24.94] [01:31.62]石を積み上げば匈奴(てき)を防げる [01:37.23]長き城壁には恵まれたという [01:42.89]石(したい)を積み過ぎて登り難く [01:47.75]風でも阻まれ ここを通れないと [01:54.13]それでも 会いに往くと決めた [01:59.12]北へ向かう 長城まで [02:04.47] [02:05.16]色鮮やかな夕日顔を染めると [02:11.04]人混みの中君はいないよ [02:16.63]ねぇどうしたの? [02:18.03]もう待たないの? [02:19.35]どこにいるの? [02:22.17]十年なんて早いものと思っていたのに… [02:31.77] [02:39.43]人から 君の骨はここにって [02:44.30]この真下に埋めてる [02:50.34]泣き叫ぶ 大声にひび割れる空 [02:56.25]「こんなんじゃダメだよ…」 [02:58.94]「君を見えない…」 [03:01.88]崩れてく長城の下から出てく [03:07.29]ああそうだね よかったね [03:10.28]やっと君に会えた…