[00:38.222]目を開いた今瞬いた 夜空の下一際輝いた [00:42.494]少し離れた場所での光景は幻想の様でもあって目を奪われてる [00:47.696]芯に響く音が此処が現実だと教えてくれた [00:52.015]数多の晩を忘れるほど別物 瞼の裏に焼き付いた [00:56.055]帳色とりどり消えては咲く 探索する空 夜の帳 [01:00.002]時も止まり 星の隣に 見つけた居場所は愛おしく 涙を流した人も居る [01:06.597]掛け替えないこの夜に 現実感無いこの夜に [01:10.498]煌めく今だけはこのまま 儚く散るまでは [01:14.166]静かに響く 祭囃子 もう夏の終わり [01:20.111]空白の座る隣 いつの間にか皆大人に [01:24.848]何処から見た 同じ空の下に居た [01:28.331]一つだけ違う光が見えたような気がした [01:32.696]何処にでもある誰にでもあることにでも つい言葉を失くす [01:37.479]まるで散り際の打ち上げ花火 頬を伝う枝垂柳 [01:42.030]きっと何処にでもある 誰にでもあることだからこそ儚く 僕は泣く [01:50.947]刹那の中で咲き誇る やがて 散ることも知っているけれど [01:55.498]切なる思いを重ねて あの空に 見送った 打ち上げ花火 [02:00.142]賑ヤかな音の麓に皆が居ることも知ってレるけれど [02:04.662]色とりとりの光を浴びながら まだ誰も振り返らない [02:09.306]もう二度と会えないこと わかってるよ 待てないのも [02:13.625]そこにいると泣けないよと 笑ったまま振り返らない [02:18.455]もう一度会いたいのも 何故かうまく笑えないのも [02:22.913]今の君に伝えたいことを 乗せて散った打ち上げ花火 [02:28.393]もしまた君に会えたら 昔の話はしないだろう [02:33.687]それは切ないから 痛みに近いだろう [02:37.674]季節も一つ過き去った 初雪が降り出した [02:42.597]距離よも近付いた あの夏が好きだった [02:46.405]でも後悔なんてしてない 当たり前に続いていくだけの世界 [02:51.002]正解不正解の唯一の例外 記憶の中 いつまでも見ていたい [02:55.925]なんてずるすきるかな まだ少し早いかな [03:00.926]観は見せないで笑う 寒空に咲いた花 [03:04.455]聴こえてくる虫の音も変わる 灯りが無くなる夜が長くなる [03:09.053]夕暮れが早くなる 両手に息を吹きかける去年と変わらず [03:13.418]遠い番の事の様に照りつける太陽を懐かしんだ [03:17.876]とてもじゃないが忘れそうにもない そんな予感がしたんだ [03:22.242]巡り巡れとあの季節は一度きりだ 思い返すいつの日にか [03:27.629]様々な場面は綺羅び々か 景色の中にはいつも君が [03:32.180]目を奪われていたのは今ではとちらかはもうわからない [03:36.266]少し運れて空に鳴らした 余韻残して消えては咲いた [03:40.818]刹那の中で咲き誇る やがて 散ることも知っているけれど [03:45.229]切なる思いを重ねて あの空に 見送った 打ち上げ花火 [03:49.780]賑ヤかな音の麓に皆が居ることも知ってレるけれど [03:54.424]色とりとりの光を浴びながら まだ誰も振り返らない [03:58.743]もう二度と会えないこと わかってるよ 待てないのも [04:03.527]そこにいると泣けないよと 笑ったまま振り返らない [04:08.171]もう一度会いたいのも 何故かうまく笑えないのも [04:12.675]今の君に伝えたいことを 乗せて散った打ち上げ花火