[00:27.630]目覚めたとき僕はひとり [00:31.590]黒く塗りつぶされた部屋 [00:35.800]何も見えず 何も聞こえず [00:39.960]一人震える闇の中 [00:44.310]天井には大きな]穴 [00:48.310]よく見ればそこには巨大なぜんまい [00:52.480]その先から突如響く [00:56.670]得体の知れぬ不気味な声 [01:01.030]「罪深き少年よ」 [01:05.210]「お前はこの先永遠に [01:09.180]「この部屋からは出られぬ」」といった [01:17.780]瞬間 思い出した全ての記憶 [01:21.980]自らが重ねた罪の数々を [01:26.130]ここにいる理由と結末に気づいた [01:30.260]もうあのころには戻れないのだと [01:34.440]気づけば両腕にはめられた赤い手錠 [01:38.610]それはきっと誰かの流した血の色 [01:42.860]両の足首には青い色の鎖 [01:46.940]それはきっと誰かの涙の色 [01:51.250]「るりらるりら」聞こえてきた歌は [01:59.430]誰が歌う子守唄だろうか [02:26.340]どれほどの時が流れただろう [02:30.470]動かぬぜんまいに尋ねた [02:34.700]どこからともなく聞こえてくる [02:38.880]歌声だけが僕を癒す [02:43.290]ある日僕は気づいたんだ [02:47.230]その歌の真実の意味を [02:51.360]そして僕は子守唄に [02:55.540]新しい言葉を付け足した [03:16.650]ぜんまいの隙間から [03:20.770]落ちてきた小さな光 [03:25.300]それはきっと [03:29.210]― 君がくれたメッセージ ― [03:33.360]廻り始めたぜんまいは静かに語る [03:37.550]「罪が決して許されることはない」 [03:41.740]だけど 水という言葉 悪という言葉 [03:45.870]僕らはそれらを唄へと変えよう [03:50.080]赤い手錠外れ 僕に語りかける [03:54.280]「これからあなたは生まれ変わるのよ」と [03:58.470]青い足枷外れ 僕に話しかける [04:02.600]「今日が君の新しいBirthday」 [04:06.760]すべてが廻りそして白く染まる [04:15.120]もうすぐ君に会いに行くよ