[00:00.000] 作词 : 半﨑美子 [00:01.000] 作曲 : 半﨑美子 [00:25.98]きみと出会った頃 [00:29.65]ぼくはまだタオルと呼ばれていたね 懐かしいな [00:44.13]顔を洗ったあとや汗をふいたり [00:52.65]時には涙もぬぐったりして [01:08.79]夏には目隠しして スイカ割りもしたね [01:16.73]熱が出たら冷えた体で [01:21.34]おでこに乗ったりもした [01:26.57]あれからどれくらいたったんだろう [01:35.40]ぼくの体のイラストが消えかけた頃 [01:43.82]ぼくはぞうきんと呼ばれるようになったんだ [01:53.21]机や床の上をお掃除してさ [02:02.54]もうきみが悲しんでいたって涙をふいてあげられない [02:15.47]それが少し寂しい [02:29.94]ぼくがタオルだった頃 [02:34.36]体はいつもふかふかで [02:37.92]ぬれたきみを包むのにちょうどよかったよね [02:48.75]今となってはぼくの方がぬれていて [02:57.21]しぼられることにももう慣れたよ [03:06.50]きみのまわりをぴかぴかにする [03:15.33]それがぼくの楽しみになったんだ [03:26.74]どうかぼくが真っ黒になるまで使ってくれないか [03:39.56]それが一番嬉しい [03:44.59]いつかお別れがやってくるその日まで [03:53.55]教室の隅っこでいつも見守っているよ [04:03.17]教室の隅っこでずっと見守っているよ