加山雄三

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加山 雄三（かやま ゆうぞう、1937年（昭和12年）4月11日 - ）は、日本の俳優(yōu)、シンガーソングライター、タレント、作曲家、ギタリスト、ピアニスト、畫家。神奈川県橫浜市出身（育ちは茅ヶ崎市）。本名?池端 直亮（いけはた なおあき）。ニックネームは若大將。作曲家としてのペンネームは弾厚作。血液型A型。
父親は俳優(yōu)の上原謙（池端清亮）、母は女優(yōu)の小桜葉子（巖倉(cāng)具視のひ孫）。妻は元女優(yōu)の松本めぐみ、長(zhǎng)男はコンピュータグラフィックの會(huì)社を経営する池端信宏、次男は俳優(yōu)の山下徹大（てつお）、長(zhǎng)女はタレント?料理研究家の梓真悠子、次女は女優(yōu)の池端えみ。異母妹は女優(yōu)の仁美凌。
小簡(jiǎn)介
加山雄三という蕓名の由來(lái)は、「加賀（百萬(wàn)石）?（富士）山?英雄?小林一三」から一文字ずつ拝借したものと東寶のデビュー會(huì)見(jiàn)で報(bào)じられている。
しかし若大將シリーズの時(shí)期には大學(xué)時(shí)代の成績(jī)が可が山ほどあって優(yōu)が3つしかなかったので「可山優(yōu)三」をもじって命名したと揶揄された。慶應(yīng)義塾大學(xué)では成績(jī)の評(píng)価は「優(yōu)?良?可」法ではなく「A?B?C」法なのでその説に異を唱える向きもあった。
そして、これまで説明されて來(lái)た由來(lái)は作ったものであり、実際には加山の母方の祖母（江間光子、蕓名青木しのぶ）が姓名判斷で縁起のいい蕓名をつけてもらったことを加山自身が著書で明らかにしている。
母方の高祖父は、政治家の巖倉(cāng)具視である。
中學(xué)時(shí)代にカヌーを造って以來(lái)、大小10隻以上の船も設(shè)計(jì)しており、光進(jìn)丸という自ら設(shè)計(jì)した全長(zhǎng)30メートルを超える船を所有している。自ら『光進(jìn)丸』という曲も作るほど、愛(ài)著が伺える?，F(xiàn)在の船は3代目で、建造費(fèi)用は5億円と言われている。加山は、小型船舶免許や5級(jí)海技士免許を所持しており、「海の若大將」では、初代光進(jìn)丸が劇中に登場(chǎng)する。
慶應(yīng)義塾大學(xué)在學(xué)中に、スキーで國(guó)民體育大會(huì)に出場(chǎng)したことがある。また、スキューバダイビングなどのマリンスポーツも楽しむ。
東寶入社後の數(shù)年間は茅ヶ崎より砧撮影所の最寄り駅である成城學(xué)園前まで電車通勤し、毎日特大の弁當(dāng)箱を持參していたことから周囲より「ドカ弁（ドカベン）」と呼ばれていた。
運(yùn)動(dòng)神経萬(wàn)能だが、野球は不得意とし、そのため『若大將シリーズ』でも野球をする映畫はなかったという。
映畫『エレキの若大將』劇中で、『君といつまでも』を歌うシーンについて、あまりに現(xiàn)実離れしたあり得ない展開(kāi)であることを加山が指摘したが、「映畫なんだからいいんだ」とスタッフに押し切られ、結(jié)局は加山が折れることで撮影が続行されたが、この経緯から、加山は歌詞の內(nèi)容とミスマッチな仏頂面で歌っている。2007年9月2日放送の『新堂本兄弟』に出演した際、この件について「いまだに納得していない」と語(yǔ)った。
かつて付き人を務(wù)めていたのは『太陽(yáng)戦隊(duì)サンバルカン』の初代バルイーグル／大鷲龍介役で知られる歌手の川崎龍介。
1966年6月、ザ?ビートルズが來(lái)日した際に東京ヒルトンに宿泊していた4人を訪ねて會(huì)食した、數(shù)少ない人物である。
1970年のパシフィックパークホテル倒産時(shí)には、23億もの借金を抱え、1個(gè)の卵を夫婦2人で分けあって、卵かけご飯を食べたという苦労も味わったが、10年がかりで返済した。
1974年1月5日に、北海道の大和ルスツスキー場(chǎng)で雪上車にはねられて左肩を骨折し、1ヶ月の怪我を負(fù)った。
JR茅ヶ崎駅南口から、かつて父：上原謙の私?。à膜蓼昙由叫廴螌g家）があった場(chǎng)所を経て國(guó)道134號(hào)に通ずる神奈川県道310號(hào)茅ヶ崎停車場(chǎng)茅ヶ崎線は、「上原謙通り」と名付けられ、後に「（加山）雄三通り」と改稱されている。
北島三郎とは親友である。
英語(yǔ)は、日常會(huì)話には全く不自由しないほど達(dá)者である。
鉄道マニアでもあり、「加山雄三ミュージアム」には、自身の鉄道模型コレクションが多數(shù)ある。専門誌「鉄道ファン」にインタビュー記事が掲載されたこともある。
UFOに高い関心を示すことがあり、知識(shí)も豊富らしい。
絵畫（油絵）の腕前は玄人はだしで、畫集を出版しているほか、個(gè)展も開(kāi)いている。料理の腕も一流で周囲に手製料理でもてなすこともある。
1980年代には、日本テレビ系料理番組『ごちそうさま』の常連ゲストとして、多數(shù)出演し料理の腕を振るったが、ある出演回で「海の料理を作る」と言ったにも関わらず、「トマトライス」なる海と関連の薄い一品を作り、司會(huì)の高島忠夫に呆れられたことがある。次の出演機(jī)會(huì)でも「ニンニクライス」なる一品を披露し食材としては海に無(wú)関係であったが、「光進(jìn)丸でよくこれを作るんです」と海との関連性を説明した。
『8時(shí)だョ!全員集合』に出演時(shí)、臺(tái)本上では加山は笑いを取る役ではなかったが（當(dāng)時(shí)所屬していた東寶が「笑いを取らせる様な事をさせない」事を條件に出演を了承していたため）、「馬鹿なことだろうと何だろうと「笑い」を売りにしている番組に出て笑いを取らないのは、歌番組に出て歌を歌わないのと同じ事」とスタッフの反対を押し切り、本番では加藤茶の下ネタギャグ「ウンコチンチン」を披露した。
テレビ朝日系『クイズタイムショック』では、全問(wèn)正解パーフェクトを達(dá)成したことがある。
1986年大晦日の『第37回NHK紅白歌合戦』で白組キャプテンを務(wù)めたが、トップバッターを務(wù)めた少年隊(duì)の『仮面舞踏會(huì)』を紹介する際、誤って「…少年隊(duì)、仮面ライダー!」と言ってしまった。後に「あれは控室で『何か仮面ライダーみたいな題名だな』と他の出演者が言ったのが頭に殘っていたから」と説明している。
1990年代以降は、バラエティー番組やトーク番組への出演が増えた。その際の有名なエピソードとして、全く親交が無(wú)く「たまたま近くにいた」だけで、ダウンタウンの浜田雅功に「おい雄三、コラァ」といじられ、浜田は後に謝りに行ったが、「なぜ謝る必要があるのか」と返したエピソードがあり、バラエティー番組出演時(shí)において「いじられる」ことに対しては寛容な方である。いじられパターンは、「人の話を聞かずに多く喋ってつっこまれる」という、現(xiàn)在の大御所の王道パターンである。前述の浜田とのからみの際に多用したことから定著したが、他の若手蕓人などは加山には突っ込みづらい様子を見(jiàn)せる。
1992年頃のフジテレビ系『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』にて、"くわやまゆうぞう"として加山の物まねをしていた南原清隆に「くわやま君とはデビュー以來(lái)親友だったんだよ」と茶目っ気たっぷりに返したりしているのだが、あまりに大御所クラスな事もあって、加山を知る一部の蕓能人を除き、いじる側(cè)もやや遠(yuǎn)慮気味である（くわやまと南原のからみの際は、南原は加山本人の出演を事前に知らされておらず、大汗をかいて動(dòng)揺をするばかりであった）。
さだまさしが、2006年まで毎年8月に行っていた平和を祈念したコンサート「夏?長(zhǎng)崎から」に共鳴し、1996年から10年間連続でゲスト出演した。2007年に行われた「夏?広島から」にもゲスト出演している。
上記のさだや桑田佳祐をはじめ、山下達(dá)郎なども加山の影響を受け、敬愛(ài)するミュージシャンも多い。
2004年、ニッポン放送のラジオ番組『坂崎幸之助のオールナイトニッポン』に生出演した際には、ご機(jī)嫌な様子で坂崎とのセッションで持ち歌の生演奏をした。ギターだけでなくピアノの弾き語(yǔ)りも良い腕を持つ。
東京文化會(huì)館のステージに初めて立ったポピュラー歌手（2006年）である。
かなりのゲーマーで、少しでも時(shí)間があると、『バイオハザード』や『鬼武者』、『ファイナルファンタジー』などをやっている。特に、『バイオハザード1』ではナイフ使用限定クリア、『鬼武者1』において57分というクリアタイムを叩き出している。この記録は、世間的に見(jiàn)ても相當(dāng)上手でないと達(dá)成出來(lái)ないことから、その熱中ぶりが伺える[3]。ゲームをやりだしたきっかけとしては、老化防止になると友人から薦められたから、と語(yǔ)っている。2006年4月5日放送の『ウチくる!?』スペシャルに出演した際は『ファイナルファンタジー』について熱く語(yǔ)った。ハドソンのスーパーファミコン用ソフト「鮫亀」ではゲーム音楽とイメージソングの作曲を手掛けている。また、ソフトは『バイオハザード』シリーズのみであるが、ニンテンドーゲームキューブやWii、プレイステーション3も所有している。鈴木史朗とは『バイオハザード』をプレイしていると言う共通點(diǎn)で交友がある[4]。
2007年7月29日、東京銀座の山野楽器で、自身が過(guò)去衆(zhòng)議院?參議院ともに出馬要請(qǐng)が10回以上あった、と発言した。ただ、「自分には向いてないね」と控えめなコメントできり交わした。
トリビュートアルバム「60 CANDLES」をリリースした後に、參加した全てのアーティストに対し、フェンダー?カスタム?ショップに特注したストラトキャスターを1本ずつ贈(zèng)呈した。ヘッドの後ろに、それぞれのアーティストの名前を刻んだ真鍮のプレートを取り付けているのが特徴である。中でも、THE ALFEEのメンバー3人に1本ずつ贈(zèng)呈している。そのTHE ALFEEとは、公私に渡って付き合いが深く、後に共作シングルとして?Love Again?（加山雄三with THE ALFEE名義）をリリースしたほか、THE ALFEEのステージにサプライズで登場(chǎng)したり、高見(jiàn)沢俊彥がESPにオーダーした、?エンジェルギター?にモズライトのパーツを組み込んだ「サーフ?エンジェル」をプレゼントする（お禮に高見(jiàn)沢の肖像畫を贈(zèng)ったという）などの交流が続いている。加山本人も、THE ALFEEがカバーした?夜空の星?をステージで?逆カバー?しているが、「アルフィーのバージョンで歌ってたら、高いキーの聲が出るようになったんだよ」と語(yǔ)っている。
大事件
慶應(yīng)義塾高等學(xué)校から慶應(yīng)義塾大學(xué)法學(xué)部へ進(jìn)み卒業(yè)後の1960年春に東寶へ入社。同年『男対男』で映畫デビュー。當(dāng)時(shí)、同じく有楽町に在った渡辺プロにも一時(shí)期在籍。
1961年、「夜の太陽(yáng)」で歌手デビュー。NHKの『NHK紅白歌合戦』出場(chǎng)11回。代表曲多數(shù)。後のフォークソングやニューミュージック全盛時(shí)代に先立つ、日本におけるシンガーソングライターの草分け的存在であり、また日本ではじめて多重録音を手がけた歌手でもある。
ソングライターとしてのペンネームは、加山が尊敬している團(tuán)伊玖磨と山田耕筰を足して2で割った弾厚作（だんこうさく）であり、同名義で作曲（稀に作詞もある）している、日本テレビ系列の『24時(shí)間テレビ 「愛(ài)は地球を救う」』のテーマソングである「サライ」?「勇気のカタチ ?私を変えてくれたあなたへ?」は谷村新司が代表作詞し、加山が作曲したものである。
1965年12月に映畫『エレキの若大將』主題歌として発売された「君といつまでも」は350萬(wàn)枚の大ヒットになり、1966年の第8回日本レコード大賞の大本命とされていたが、結(jié)局大賞は同曲に比べ売り上げ面で劣る橋幸夫の「霧氷」が受賞することとなり、「君といつまでも」は特別賞に留まる。
俳優(yōu)としてはそれまでの寶田明に代わって東寶の若手看板スターとして大活躍、娯楽映畫の『若大將シリーズ』が大ヒットし代表作となるが、一方で黒澤明、成瀬巳喜男、岡本喜八といった名匠の作品にも多く出演している。ブロマイドは女學(xué)生を中心に爆発的な売れ行きを記録した。
1965年、神奈川県茅ヶ崎市にパシフィックホテル茅ヶ崎を開(kāi)業(yè)した。しかし、ホテルは1970年に倒産し、加山は父の上原とともに巨額の負(fù)債を抱えた。加えて、女優(yōu)松本めぐみとの駈け落ち同然の結(jié)婚が世間を騒がせ、1969年の『フレッシュマン若大將』以降低迷した同シリーズが1971年に終了、映畫出演の減少も相成りかってない不遇の時(shí)代を迎える。ナイトクラブ、キャバレー回りをするもギャラはほぼ全額借金の返済に充てられ質(zhì)素な生活へと追い込まれるが活動(dòng)の主軸をテレビに移し、『加山雄三ショー』を始めとするバラエティや『大追跡』などのテレビドラマで徐々に息を吹き返す。加えて「理想の父親」と呼ばれるほど世間からの好感が高く、ヤマザキナビスコのクラッカー「プレミアム」で家族全員でCM出演をするほど、「理想の家族」としても認(rèn)知度が高い。
1986年～1988年まで『NHK紅白歌合戦』で3年連続で白組司會(huì)を務(wù)める。
1993年にギターのロールスロイスと呼ばれるアメリカのMosrite（モズライト）社よりマリンブルーと『若大將シリーズ』で皆の憧れの的だった白の2色にファズを搭載した加山雄三モデルギターが発売された。
1994年、ザ?ワイルドワンズの島英二にけしかけられて仲間內(nèi)で久しぶりにエレキを弾いてベンチャーズごっこをやっていたところ、事務(wù)所の社長(zhǎng)の鶴の一聲がきっかけで「加山雄三&ハイパーランチャーズ」を結(jié)成。
1997年4月23日には、加山の60歳の誕生日を祝って石井竜也ら加山を慕う豪華メンバーが集まり、『60 CANDLES』というトリビュートアルバムが発売された。
2000年、Mosrite社よりパールブルーの加山雄三?蕓能生活40周年記念モデルギターがハイパーランチャーズの「ハイパー」に語(yǔ)呂を合わせた818,000円で限定40本で発売され、即完売した。このモデルは前回のモデルと同様にファズが搭載されていて、ヘッドがイニシャルのKにカットされ、指板にはLEDが組み込まれ、スイッチで光るようになっている。なお、アウトプット?ジャックは本體裏にあるなど、オリジナリティ溢れるものになっている。
2005年4月10日には新高輪プリンスホテルにて、「蕓能生活45周年を祝う會(huì)」という盛大なパーティが開(kāi)かれた。関連してヤマハより蕓能生活45周年記念モデルギター「SG3KY」が限定45本で発売され、ハワイのセニーザ社（CENIZA）より、加山雄三?蕓能生活45周年記念モデルのウクレレが、限定45本で発売された。
2006年3月3日?4日、東京文化會(huì)館の45周年と加山雄三の蕓能生活45周年を祝うガラ?コンサート（祝典）が大ホールで行われた。同ホールは、クラシック音楽の殿堂?オペラの聖地として名高く、ポピュラー音楽が鳴ることはかつて無(wú)かったが、ポップス?シンガーとして初めてステージに上ったのが加山である。「加山雄三With大友直人　シンフォニック?ガラ?コンサート」で、千住明をはじめとする5人の編曲家によって加山サウンドをクラシックに蘇らせた。 プロデューサーで構(gòu)成?演出をしたのは　加山雄三の還暦の祝いに日本初のトリビュートアルバムをプロデュースした木﨑徹。彼は東京文化會(huì)館の音楽監(jiān)督である大友直人の古くからの友人であったために革命的なコンサートが実現(xiàn)した。 この模様はDVDになり現(xiàn)在リリースされている。
2006年8月26日、加山と同じく湘南というイメージや、茅ヶ崎出身の有名人として名の挙がるサザンオールスターズの桑田佳祐の呼びかけにより、『THE 夢(mèng)人島 Fes.2006』に參加。桑田がバックバンドを務(wù)めた。また、茅ヶ崎ライブでの友情出演VTRにて、「茅ヶ崎ブラザーズの兄として…」と桑田との関係をお茶目に語(yǔ)っている。
2007年4月29日、神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎駅北口のペデストリアンデッキに加山雄三の手形モニュメント（加山本人の手形及び『海?その愛(ài)』という直筆の言葉が彫られたレリーフ）が設(shè)置され、服部信明茅ヶ崎市市長(zhǎng)を始め、茅ヶ崎市関係者及び市民が參列し、除幕式が盛大に執(zhí)り行われた。
2010年5月19日、神奈川県茅ヶ崎市が加山雄三蕓能生活50周年を祝い、加山に茅ヶ崎市民栄譽(yù)賞を贈(zèng)呈することを発表した。
最近では、タレントやコメンテーターとしても活躍している。