[00:00.597] 変わらない風景 淺い正午
[00:03.086] 高架下、藍二乗、寢転ぶまま
[00:09.737] 白紙の人生に拍手の音が一つ鳴っている
[00:14.191] 空っぽな自分を今日も歌っていた
[00:21.029]
[00:37.308] 変わらないように
[00:39.015] 君が主役のプロットを書くノートの中
[00:46.375] 止まったガス水道 世間もニュースも所詮他人事
[00:50.775] この人生さえほら、インクみたいだ
[00:54.462]
[00:54.614] あの頃ずっと頭に描いた夢も大人になるほど時効になっていく
[01:06.208]
[01:06.398] ただ、ただ雲(yún)を見上げても
[01:10.823] 視界は今日も流れるまま
[01:15.827] 遠く仰いだ夜に花泳ぐ
[01:20.247] 春と見紛うほどに
[01:24.308] 君をただ見失うように
[01:28.378]
[01:45.876] 転ばないように下を向いた
[01:48.339] 人生はどうにも妥協(xié)で出來てる
[01:54.845] 心も運命もラブソングも人生も信じない
[01:59.390] 所詮売れないなら全部が無駄だ
[02:02.715]
[02:02.960] わざと零した夢で描いた今に寢そべったままで時効を待っている
[02:14.728]
[02:14.926] ただ、ただ目蓋の裏側
[02:19.804] 遠く描く君を見たまま
[02:24.205] ノート、薄い夜隅に花泳ぐ
[02:28.823] 僕の目にまた一つ
[02:33.074]
[02:33.327] 人生は妥協(xié)の連続なんだ
[02:35.891] そんなこと疾うにわかってたんだ
[02:38.227] エルマ、君なんだよ
[02:40.488] 君だけが僕の音楽なんだ
[02:43.061]
[02:43.278] この詩はあと八十字
[02:45.662] 人生の価値は、終わり方だろうから
[02:53.814]
[02:56.282] ただ、ただ君だけを描け
[03:00.444] 視界の藍も滲んだまま
[03:05.373] 遠く仰いだ空に花泳ぐ
[03:09.905] この目覆う藍二乗
[03:14.125]
[03:14.391] ただ、ただ
[03:23.766] 遠く仰いだ空、君が涼む
[03:32.724] ただ夜を泳ぐように
[03:37.510]